昨年のワールドツアーのLA公演が3D映像によるシネマコンサートとして6月から全国公開。その試写会に行ってきた。
ハリウッド・パラディアムの外壁に「LUNA SEA」の名前が掲げられた映像にまずはぐっとくる。ストーンズ、U2、レッチリ、マドンナ、あるいはグラミー賞授賞式など、70年代からの「伝説」を刻むにふさわしい場所で、ルナシーはあくまでルナシーのまま、堂々と圧巻のパフォーマンスを繰り広げていた。
「ルナシーの“今”を、あまりルナシーのことを知らない場所で見せるという二重のむつかしさ」について、Jは本編で語っているが、そこにさらに3Dという最新技術が加わった三重の未知感がすごい。
しかも、同時に、レジェンドと呼ばれることを証明しているのだ。 むちゃくちゃ高いハードルだけに、それを目撃する感動も大きい。
そんな生々しいドキュメントに、3D効果によるファンタジックな驚きが加わっていく……(以下、長くなりそうなのでつづく)。
ちなみに写真は、先月号別冊付録の取材撮影時の様子。
3月16日アルバムリリースに合わせてアップするつもりが、ブログ休止中で時間が経ってしまった。貴重な5人ショットなのでこの機会にお蔵出し。
(井上)