すでに数日経つがアメリカが今も衝撃を受けたままの3月1日にホワイトハウスで行われた米大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の会談。史上最悪の内容だったとすら言われているが、ジャック・ホワイトとニール・ヤングがこれを受けて早速コメントを発表している。
1)ジャック・ホワイトは、インスタでゼレンスキー大統領支持表明
「ウォロディミル・ゼレンスキーは非常に勇敢な人物であり、世界中の支援に値する。彼は、勇気と名誉を持って国民と祖国の闘いに取り組んできた。これから何年も経ち、歴史から偽指導者や邪悪な敵が消え去った時、彼はヒーローとして、そして巨大な反発に直面した時に、国民の自由を守ろうとした人して記録されるだろう。これから彼の進む先に神の御加護がありますように。独裁達の暴政にいつの日か勝利し、祝福する日が来ますように」
2)ニール・ヤングは、ヨーロッパツアーをウクライナでのフリーコンサートで開始すると発表。
https://neilyoungarchives.com/news/1/article?id=UKRAINE%20TO%20KICK%20OFF%20EUROPE%20TOUR
「音楽は人を団結させる!」と、もともと6月18日にスウェーデンで開始するクローム・ハーツとのヨーロッパ+世界ツアーを発表していたニール・ヤング。
https://m.neilyoungarchives.com/news/1/article?id=neil%20young%20and%20the%20chrome%20hearts%20ANNOUNCE%20%20LOVE%20EARTH%20WORLD%20TOUR
今回の会談の翌日に、このヨーロッパツアーは、ウクライナでのフリーコンサートから開始すると発表した。
「ニール・ヤング&クロム・ハーツは、これから開催される“Love Earth Tour”のヨーロッパツアーをウクライナのフリーコンサートで開始する! 現在最終的な話し合いをしているところなので、詳細が決まったらこのウェブサイトで発表する。Keep on Rockin’ in the FREE WORLD.」
ニールはそれ以前に、何度となくメッセージを発表していた。
例えば
https://m.neilyoungarchives.com/news/1/article?id=A%20Message%20from%20Neil%202-20-25
2月20日
「今日のニュースは我々がいかに飽和状態にあるかということだ。政治と我々の生活は国内から攻撃を受けている。我々はそれに反発しなくてはいけない。我々が何者なのかを示さなくてはいけない。
つまり、これから行う“民主主義”の春と夏のツアーは、そのためにあるんだ。ツアーに出れば、放棄された理想のニュースや、変わりゆく価値観が観客に届くはずだ。音楽というのは、時代の感情を反映しているはずなんだ。俺たちはみんなのために行く。すぐに会おう」
ニール・ヤングは、リック・ルービンのマリブのスタジオ、シャングリラでレコーディングを完了させていて、新作は4月に発売される予定と発表している。これは『Oceanside Countryside』ではなく、去年の11月12月に新たにレコーディングされたアルバムだ。「すごく新鮮な感じがするから、自分でも満足しているんだ」とコメントしている。すでにシングルが発表されている。
“big change”
さらにグラストンベリーのヘッドラインも決定している。
3)ダリル・ハンナもアカデミー賞で支持表明
ニール・ヤングの奥さんのダリル・ハンナは先日行われたアカデミー賞にプレゼンターとして登場。開口一番「ウクライナに栄光あれ」と台本にはなかったことを言った。今年のアカデミー賞は政治的な発言が非常に少ない受賞式だったと言われている中で、目立つコメントだった。
こういう時に頼りになるのは、やはりニール・ヤングとジャック・ホワイトだ。