ゴミはゴミでもこんなに光輝くゴミがあるとは! メジャーデビューを経て進化し続ける3markets[ ]の全国ツアー初日を観た

ゴミはゴミでもこんなに光輝くゴミがあるとは! メジャーデビューを経て進化し続ける3markets[ ]の全国ツアー初日を観た
昨年11月にシングル“白紙”でメジャーデビューを果たし、今年2月にメジャー1atアルバム『SUPER DUST BOX』をリリースした3markets[ ]が、全国ツアー「ゴミ箱から愛をこめて」を3月3日の恵比寿LIQUIDROOM公演からスタートさせた。

スリマは、フロントマンであるカザマタカフミの生き様、世の中に対する疑問、生きる上で感じる喜びや悲しみを直球で伝える歌詞。そして、高い演奏力を武器に放たれる力強いロックサウンドが心にずっしりと響いてくる音楽にとてつもなく引き込まれるバンドだ。

ファンとの距離感を大切にしている彼らが、メジャーという新たなステージに立ってからの初ツアー。中には遠い存在になったかもと心配になったファンもいるかもしれないが、そこはさすがのスリマ! しっかりと存在を近くに感じられるし、相変わらず笑いありで楽しませてくれるライブを展開していた。人気の楽曲はもちろん、『SUPER DUST BOX』に収録された新曲たちもすでにライブにおけるキラーソングとして確立していたのにはとても驚いた。

私は今回のライブを観て、彼らの音楽の根底は変わらずとも、ジャンルの幅が広がり、サウンドでの表現力がとてつもなく増していると思った。だからこそ、スリマはメジャーの世界に立っても最高にかっこいいバンドとしてリスナーを楽しませてくれるだろう。

rockinon.comでは、スリマの中心人物であるカザマタカフミという存在の面白さ、バンドの魅力について掘り下げたインタビューを公開しているので、そちらもぜひチェックしてほしい!(岩田知大)

【インタビュー】「売れないバンドマン」はまさに売れつつある今、何を思うのか──呪いと夢に突き動かされてきたカザマタカフミと3markets[ ]の必読ヒストリー[PR]
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