ねごと、シングル『メルシールーe .p.』が凄まじく良い!

ねごと、シングル『メルシールーe .p.』が凄まじく良い!

ねごとが6/22にリリースするコンセプトシングル『メルシールーe.p.』。

今月のJAPANのSCENEのページでも最速でお伝えしてますが、これがとっても素晴らしい。

最近できたばかりだという表題曲の“メルシールー”は、
一度聞いたら忘れられないキーボードのリフで始まる。
今までのねごとが「水色」だとしたら、“メルシールー”は「群青色」という感じ。
より深く濃く、今までにない「闇」の部分も描かれた、
ある意味ロックモード全開の曲なのだ。
でも、暗さをしっかり描いているからこそ、
ラストに待っている真っ白な光が、コントラスト豊かに胸に迫ってくる。
リズムは淡々と進みながらも、全く淡白には聞えないファンタジックな音世界。
“カロン”というハイパーポップな曲のあとにこの曲をシングルにするなんて、
やっぱりねごと、攻めてるなあと思う。

そして個人的に、ライヴで聴いて大好きだった“ビーサイド”が収録されているのも嬉しい。
この曲、ねごとに中でも特に音の圧力があると思う。
でも歌われているのは、モラトリアムな「空っぽ感」だったりして、
そんな意外性もまたねごとらしい。

ちなみに「コンセプト・シングル」と銘打っているのは、
7/13に控えているアルバムへの「招待状」としての意味合いの大きい一枚だから。
確かにこれ聴いたら、アルバムとライヴへの期待がますます高まってしまうよな。
完全限定生産なので、予約段階の今も既に大型CDショップでは売り切れてしまっているらしいけど、
この全く新しいロックの息吹、ぜひ多くの人に触れてほしいと思う。

先日取材したらいつもどおりマイペースな4人だったけど、
すごく手ごたえは感じているみたいだった。
5/30発売のJAPANでロングインタヴュー掲載します!(福島)
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