代官山UNIT7周年記念の一環で、今日はRiddim SaunterとWiennersの2マン。名前並べただけで楽しそう。 まずはWienners。問答無用にパーティー空間をぶち上げながらも、パンクとしての「骨」の部分、つまりこうでもしなきゃやってられないしここまでやらなきゃ楽しめねえんだよこの世界は、という、沸々と湧き上がる焦燥感みたいなものに惹きつけられた。改めていうけど、この人たち、単なるパーティー・バンドじゃないですよ。 そしてRiddim Saunter。こっちもパーティー・バンドだし、実際ステージのリラックスした楽しげな感じは観ている人たちを無条件に笑顔にしてしまうものだけど、その根っこにはやっぱり音楽への絶大な信頼がある。 アウトプットの方向性は正反対といっていい2組だけど、汗だくになって飛び跳ねながら、なんで音楽を鳴らすのか、なんで音楽を聴くのか、なんで音楽で踊るのか、なんで音楽が好きなのか、その答えが胸の奥からこみ上げてくるような、いいイベントだった。（小川）