メジャーデビューアルバム『砂漠の流刑地』を引っ提げた初のクアトロワンマン、大成功のうちに終了!
アンコールでは、アルバムジャケットの派手な民族衣装風の服(本人たちはトーキングヘッズをイメージしたらしい)を着て登場。1曲目にやった“砂漠の流刑地”を再び演奏し、内田が両手を真っ赤に染めて顔に塗りたくり、白いケーキをメンバーの顔に一つずつ押し付け、最後に自らの顔にぶちまけたり、PVのようにワイルドでエキセントリックなふくろうずの姿をみんなにさらした。
本当は熱血で、だけどそんな自分を恥ずかしがっていた、とインタビューで語っていた内田万里。アルバムは、そんな彼らの本質がむき出しになった強さがあった。
それに合わせてライヴもぐっと逞しく、求心力が高まった。“スフィンクス”の<絶対、絶対>のリフレインの迫力は感動的。
とてもいいライヴだった。
それにしても、やっぱ楽曲とアレンジが絶妙だなあ。このバンド。
ポップの可能性が詰まってる。
(井上)