イベント名のとおり、良いライブ、ありました。むしろ、それしかありませんでした。
全18アクト、全てを観れたわけではないが、どのバンドも素晴らしいアクトでオーディエンスで埋め尽くされたフロアを踊らせたり、聴き入らせたり。しっかりと各々の音をO-EASTに響かせていた。
トリを飾ったのは、もちろん本日のホスト、グッドモーニングアメリカ。
恒例のベース・たなしんの演説?(寸劇?)には今日序盤に登場したアルカラのヴォーカル・稲村がAKBのコスプレで乱入! ふたりでひととおりフロアを笑わせてから本編に突入したが、最初の一音が鳴った瞬間、そのスケール感に鳥肌が立ってしまった。演奏も前観たときより格段によくなってるし、彼らの楽曲の開放感と良質なメロディとが、EASTという規模の箱にとにかく映える。熱いメッセージを込めているのに決して押しつけがましくなく、隣で一緒に歩いてくれるような優しさが滲む曲の数々は、フロアを包み込んで、丸ごとハッピーにさせてしまっていた。それを何の気負い無しにやってしまうあたり、末恐ろしい。
グッドモーニングアメリカと同世代のバンドが中心に集まったこのイベント。同世代同士のリスペクトと絆とが、良い音楽を届けようという熱意と、ロックシーンを引っ張っていこうという勢いを生み出し、それがイベント全体にみなぎっていた。まさにパッション&ファイヤーがひとつの形になった、最高のイベントだった。
良い音楽をたくさん浴びたあとの、心が高揚する感じがまだ治まらない……。
写真は終演直後のグドモ。ふざけた顔してますが、この大きなイベントをやり遂げた彼らに、拍手を送りたい。(中村)