アーティスト

    アーバンギャルドのSHIBUYA-AXは、病気。で露わになったバンドの本質

    アーバンギャルドのSHIBUYA-AXは、病気。で露わになったバンドの本質

    「ロキノン系ならぬロキソニン系バンド、アーバンギャルドです!」という自己紹介で始まった初AX。1階フロア全体が旗を振る様は壮観。バンドとしてどんどん進化するライブは目が離せない。
    浜崎が純白のドレスで歌った“生まれてみたい”、かつてなく裸の歌が伝わってきてよかった。

    途中、ステージに知らない人が上がるというハプニングには驚いた。天馬が冷静かついつものMCのごとく熱く問答していたので、てっきり演出かとみんな思っていた。
    上と下をひっくり返しても一緒なんだよ、君が変わらなければ
    とか
    明日死ぬかも知れないのはみんな一緒で、だからこうやって一生懸命生きてるんじゃないか!
    とか
    文言だけ綴ると安っぽいヒューマンドラマに聞こえると思うが、あの瞬間の緊迫感と、迷いなく吐き出された正論に、深く響いた。アーバンギャルドの、病的にひねくれた歌の本質はそこにあるのだから。

    終演後、
    「バンドやめる。」
    とスクリーンに映し出され、
    「バンド病める。」
    に変わり、
    「病めるアイドル」
    に。6月20日、何かあるらしい。本日24時HPで発表。
    ちなみに現在発売のJAPANにロングインタビュー掲載中!(井上)
    ROCKIN'ON JAPAN 編集部日記の最新記事
    公式SNSアカウントをフォローする

    人気記事

    最新ブログ

    フォローする
    音楽WEBメディア rockin’on.com
    邦楽誌 ROCKIN’ON JAPAN
    洋楽誌 rockin’on