The Flickers に取材!

The Flickers に取材!

昨日リリースされたThe Flickers の2ndミニアルバム『WAVEMENT』!
この作品はめちゃくちゃエッジーで、エモくて、なおかつ洗練されている、ぜひともチェックしてほしい1枚だ。

ロックンロール、ニューウェイヴ、エレポップなど彼らの多様なバックグラウンドを咀嚼し、
モダンなロック・サウンドとして放つ3ピース=The Flickers。
とはいえ洋楽かぶれで雰囲気がいいだけの、安島(Vo・G)が言うところの「ファッションパンク」とは一線を画す、
生々しい感情の爆発っぷりがThe Flickers の面白くてかっこいいところ。
打ち込みの曲や、機械的で淡々としたビートの曲でも、決して無機質ではなく肉体的で熱っぽい。
繰り返されるビートと言葉のリフレインが、耳にこびりついて離れない、そんな中毒性を持った曲多し。

私はデビュー作『WONDERGROUND』と今回の『WAVEMENT』は「対」になるような、2枚でこのバンドの全方向的な魅力を感じさせる作品だと思う。
『WONDERGROUND』は彼らの尖ったアンダーグラウンド精神が色濃くあらわれているのに対し、
『WAVEMENT』はよりポップでストレート。
なぜ今作がこのような作品になったのか、先日インタヴューで訊いてきた。

掲載は、現在発売中の「ROCKIN'ON JAPAN」6月号です!

“vivian girls”という曲があるのだが、その名の通り安島はヘンリー・ダーガーの『非現実の王国で』が大好きだという。
あの純粋無垢さと暴力性が入り混じった世界観は、The Flickersにぴったり似合っていて妙に納得。

そして彼らのポップ・サイドが際立つ“lovender”のPVは以下から見られます。
http://www.theflickers.net/top.php
(福島)
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