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    The SALOVERS!

    The SALOVERS!

    8月30日発売のJAPAN10月号で、The SALOVERSに取材!

    9月5日に発売されるメジャーデビューアルバム『珍文完聞 -Chin Bung Kan
    Bung-』が素晴らしい。ここ1年ほどでぐぐっと成長してきたその結果が、全11曲の中に詰まっている。その成長ってどういうものかというと、簡単に言えば外に向いた表現になってきたということだ。

    昨年のROCK IN JAPAN、彼らはSEASIDE
    STAGEに初出演した。観ているこちらとしてはリキの入ったいいライヴだったと思うのだが、じつは本人たちにとってはそうではなかった。目の前のお客さんに「届かない」という事実を痛感して、古舘佑太郎は相当落ち込んだらしい。メジャーデビューに先駆けてリリースされたプレデビュー盤『いざ、サラバーズ!』のブックレットにはこれまでのThe
    SALOVERSの年表が収録されているのだが、その中に「思いのほか反響なく、古舘佑太郎苦虫を噛む」と記されている。

    あれから1年、今年のROCK IN JAPANで同じステージに立ったThe
    SALOVERSが見せたのは、1年前とはまったく違う姿だった。しっかりオーディエンスを巻き込み、それでいておもねることはなく、ロックンロールバンドをまっとうしていた。“ディタラトゥエンティ”や“オールド台湾”のような曲の力もあるけど、いちばん大きいのはバンドの表現のベクトルが変わったことだろう。

    その1年間にどんな変化が訪れたのか、そのへんをインタヴューで語ってもらった。ロックバンドがどういうふうに前へ進んでいくのか、そのドキュメントみたいなバンドだ。見ていてハラハラするけど、かっこいい。(小川)
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