即完した渋谷O-EASTでのワンマンを観てきた。凄まじい熱量だった。そしてそのハイライトでMasatoが発したのが表題の一言。
基本的にラウドミュージックは「痛み」を叫ぶ音楽だ。だからこそあれだけ馬鹿デカいノイズと鈍器で殴られたような重低音が、あの音楽には必要となる。ただ痛みを訴えることが誰にでもできるように、「痛い」と叫ぶ「だけ」のラウドミュージックはさほど難しくなく作れる。つまり優れたラウドバンドとそうでないバンドの境界線とは、その「痛み」をどれだけ分かちあえるかにあるのだ。これが本当に難しい。でもcoldrainはそれができる。だからこそ勝っている。そんなことを感じさせる素晴らしいワンマンだった。
本当にタフなバンドだ。(徳山)