「WHITE ASH One Man Tour "Honey Shower"」@赤坂BLITZを観てきた。
いやあ、鳥肌が立つほど良いライヴだった!
5月22日にリリースする4thシングル『Velocity』でメジャーデビューを果たす彼ら。
今日がインディでの最後のライヴとなったわけだが、今の勢いと自信がそのまま音になってびゅんびゅん飛んできて、そのパワーの渦にのまれるような感覚に陥った。
そして何より、ライヴを「魅せる」技術と意欲がすごく高まっていた!
曲の途中でブレイクを入れて静と動を表現したり、“Paranoia”ではのび太(Vo・G)がハンドマイクで観客を盛り上げまくった上にソロダンスを披露したり。
余裕が出てきたことで、表現の幅が一気に広がっているのだろう。
ぐいぐい引き込まれて、あっという間の1時間半だった。
MCでのび太が、メジャーに行く理由を
「もっと(ファンを)楽しませたいから。メジャーはいろいろ遊べる。新しいおもちゃを手に入れた感じ」と語っていた。
そして何よりファンに伝えたいことなのだろう、「僕らはメジャーに行っても変わらない」と語気を強めて言っていた。
2013年、WHITE ASHの大暴れに期待しましょう! これからがほんと楽しみ。
しかし驚くのは、ソリッドなサウンドと親近感溢れまくる普通の大学生みたいなキャラクターのギャップ!
途中で山さん(G)が謎の流れで“恋しさと せつなさと 心強さと”を歌い始めた時は笑った。
あと彩(B)が誕生日ということで、来場のお客さんにお祝いコメントを書き入れてもらったメッセージフラッグをサプライズでプレゼントしていて、心があったかくなった。
こういうところもWHITE ASHの魅力だなあ。(小新井)