レキシツアー「もう〜い〜くつ遺跡めぐると〜お正月？」の東京公演を観てきた。

ツアータイトルからしてお客さんを笑わせる気満々だが、実際にライヴを観て、やっぱり笑いと笑いと笑いが止まらず、帰り道の電車の中であまりにも笑い過ぎて顔が痛くなっていることに気が付いた……。

池ちゃんこと、池田貴史のポテンシャルは本当に侮れない。
絶妙な笑いのセンスと抜群の音楽センス。この最高の掛け算が生み出すエネルギーは他に類を見ない爆発力を持っているし、中毒性とも言える楽しさと高揚感を味わえる。今後もツアーが続くのでライヴの詳細については控えるが、この日STUDIO COAST一杯に集まったお客さんが、今か今かと開始を待ちわびる熱気と、レキシネームを賜ったバンドメンバーとレキシこと池ちゃんがステージに登場した時の大歓声は、もうそれだけでも同じ空間にいられたことに幸せを感じられるほどだった。

もちろんレキシがあんなにも多くのオーディエンスを魅了できるのは、ただ単に芸人さん顔負けのオモシロMCやパフォーマンスが出来るからだけではない。あんなにおちゃらけていても、奏でている音楽は天下一品だし、様々なジャンルの音楽を自分色の作品に落とし込める凄みを持っているからだ。


とは言え、難しいことを抜きにしてレキシのライヴはやっぱり楽しいのだ。


今回のツアーは12月27日の広島公演を除いて全てSOLD
OUTとなっているが、来年4月5日、6日にはハナレグミとのツーマンライヴも決定！是非ともひとりでも多くの人にこの楽しさを味わってもらいたい。（渡辺）