熱くてロマンたっぷりのガレージロックを鳴らすフォーピース、THE PINBALLS。
昨年11月にリリースしたミニアルバム『ONE EYED WILLY』を引っ提げての東名阪ワンマンツアーのファイナル、下北沢CLUB Queに行ってきました!
写真はライヴ中の様子。
名古屋・大阪公演を成功におさめたあとの東京ファイナル。
冒頭のMCでVoの古川が「東京はホームになるか?」というようなことを行っていたが、終わってみればまさしくホームとしてQueを掌握した、大充実の一夜だった。
12月号のJAPANのインタヴューで、『ONE EYED
WILLY』で「中屋のギターがなんか燃えてる」という古川の発言があったが、この日のギターもやっぱり燃えていた。彼のたたずまいはものすごいクールなんだけど。
メンバー全員、魂を燃やし尽くさんばかりにエネルギッシュで、それに対して満員のお客さんが歓喜し、笑顔で応えていた。今バンドがとても良い状態だということを如実に物語っていた。
ガレージロックの王道を行く荒々しさが魅力だけど、メロディの美しさと歌声の切なさにも心を奪われた。時折見せる繊細さがまたいい。
THE PINBALLS、まだ聴いたことがない、という人はぜひチェックしてほしい。(小新井)