ヘッドバンギングとモッシュの饗宴!ザ・プロディジーの最新ライヴを観た!!!

ヘッドバンギングとモッシュの饗宴!ザ・プロディジーの最新ライヴを観た!!!
いや~~凄かった、ザ・プロディジーの最新ライヴ@ロンドン・アレキサンドラ・パレス。

3月下旬に英リリースされた最新作『ザ・デイ・イズ・マイ・エネミー』で「6作連続で全英1位!!!」の大快挙を果たした後、

5月4日の@ニューキャッスル公演から久々のUKツアーをキック・オフした彼ら、
今週末=5月15日(金)、16日(土)はついにその最新ツアーが@ロンドン・アレキサンドラ・パレスに到着。
筆者も2日目=5月16日(土)のライヴを観てきました。

当日の流れをかいつまんで書くと、
オープニングの”ブリーズ”から、キャパ2万人の会場全体が一気にスィッチが入ったように阿鼻叫喚!!!のケオスに突入。

キース(『蟹』アルバム期の”鬼の角”みたいなスパーキー・ヘアが久々に復活)&マキシム(フルレンスの毛皮のコートを着て登場)のダブル・フロントマンに煽られ、
筆者の周りも全員がヘッド・バンギング&ジャンプ&モッシュの嵐!!!!!!

この阿鼻叫喚モードのまま、アンコール最終曲の”テイク・ミー・トゥ・ザ・ホスピタル”まで、
一瞬の息抜きも与えず、ひたすら「力技」で押し通しためっちゃアグレッシヴなライヴ約1時間半。
死ぬかと思った、、、。
ヘッドバンギングとモッシュの饗宴!ザ・プロディジーの最新ライヴを観た!!!

筆者もライヴの間中、
暴れまくる周りに押し倒され、踏み潰されるのを避けるために周りの動きに体を任せジャンプしたり踊ったりするのが精一杯(ろくな写真が撮れてないのはそのせいです、すいません、、、)。
この暴力性、このカタルシスはまさに初期パンク・バンドかメタル・バンドのそれ(今回のツアーにはメタルっぽいリフを連続放射する「新ギタリスト」も加入している)。

「メインストリームなポップ・アクトのファッション・アクセサリーとして食い物にされている、今のエレクトリック・ミュージック」を彼らも最近ROのインタヴューで嘆いていたけど、
そんな生ぬるい現UKエレクトロ・シーンに対し、俺たちが喝を入れてやる!!!
あくまで対立的&アグレッシヴなアティチュードで反撃するんだ!!!
という彼らの凄まじい気迫をばりばり感じた、今回の最新ライヴ。

シンセをベースにしたエレクトロ・アクトでここまでフィジカルに客をぶん回せるのはやはり世界中でプロディジーしかいない!!!!!!
改めてそう確信してしまった。

PS. 筆者もライヴから2日後なのに未だに体のあちこちが痛い、、、。
体力に相当自信がある人じゃないと今のプロディジーのライヴにはついて行けないな、と彼らに脱帽してしまいました。

ヘッドバンギングとモッシュの饗宴!ザ・プロディジーの最新ライヴを観た!!!
ヘッドバンギングとモッシュの饗宴!ザ・プロディジーの最新ライヴを観た!!!
★8月の「ソニックマニア+サマーソニック大阪」の出演で再来日も決まっている彼らなので、当日のセトリも。


The Prodigy Live @London Alexandra Palace, May 16, 2015.

1, Breathe
2, Nasty
3, Omen
4, Wild Frontier
5, Firestarter
6, Roadblox
7, Rok-Weiler
8, The Day Is My Enermy
9, Weather Experience
10, Voodoo People
11, Get Your Fight On
12, Run With the Wolves
13, Invaders Must Die
14, Wall of Death
15, Destroy
16, Medicine
17, Smack My Bitch Up

Encore
18, Their Law
19, Take Me to the Hospital

★当日のハイライト動画も。


★続きのライヴ・レポは、6月1日発売の次号Rockin'onコレポン通信で書くつもりです。
お楽しみに~♪♪♪
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