この3年ぶりの最新作は、昨今の世界的な”EDM”人気に対し、あえてアンチな”攻めのエレクトリック作風”だったにも拘らず、
母国UKの全英アルバム・チャートで初登場3位!!!
全米ダンス/エレクトロニック・アルバム・チャートで1位!!!
ドイツ、スペイン、スイス、デンマーク、フィンランド等の欧州諸国でも軒並みトップ10入り!!!
と、相変わらず欧米ダンス・シーンで絶大な人気を誇るペット・ショップ・ボーイズ。
そんな彼らの最新ライヴが7月20、21、22、23日の4日間、
@ロンドン・ロイヤル・オペラ・ハウス(英ロイヤル・オペラや英ロイヤル・バレエの本拠地。
ライヴ鑑賞の前にディナーをしたい方々向けにこの4日間、会場内の高級レストランで”Inner Sanctum”と名づけられたフルコース・メニューまで登場!)で行われた。
「今年UKで行われるPSBのライヴはこの4日間のみ(今年は今後10月15日~12月8日まで南米、北米、欧州諸国ツアー。
本格的なUKアリーナ・ツアーは来年2月から始まる)」ということで、
日程が発表されると同時に4日間とも瞬殺!になっていたこのライヴ、
なんと筆者は幸運にも7月22日(金)のチケットを1枚ゲット♪♪♪ わくわくしながら観にいってきました。
★まずは当夜のセット・リストから。
Pet Shop Boys Live @Royal Opera House London, 22 July 2016
1, Inner Sanctum
2, West End Girls
3, The Pop Kids
4, In the Night
5, Burn
6, Love Is a Bourgeois Construct
7, New York City Boy
8, Se A Vida E (That's the Way Life Is)
9, Twenty-Something
10, Love Comes Quickly
11, Love Etc.
12, The Dictator Decides
13, Inside a Dream
14, Winner
15, Home and Dry
16, Vocal
17, The Sodom and Gomorrah Show
18, It's a Sin
19, Left to My Own Devices
20, Go West
Encore
21, Domino Dancing
22, Always on My Mind
23, The Pop Kids (outro)
ドラマ性たっぷりの演出で演奏された”Inner Sanctum”、”Burn”、”The Dictator Decides”等の新曲も素晴らしかったけど、
久しくライヴでは演奏しなかった”Love Comes Quickly”(6年ぶり!)や” Winner”(4年ぶり!)、
”Home and Dry”(9年ぶり!)、”The Sodom and Gomorrah Show”(9年ぶり!)等が全く新しいアレンジで蘇ったのはファンにとって嬉しい驚き!!!
ちなみに『Inner Sanctumツアー』と銘打たれた今回のツアーのステージ・デザインは、
世界的なオペラ、映画、シアター界で有名なコスチューム&ステージ・デザイナー=エズ・デヴリンが手がけたもの。
(PSBファンにとってはお馴染みのデザイナーだけど、最近はカニエ・ウエストやジェイ・Zやレディー・ガガのツアーなども手がけている)。
上の写真を見ていただいてもお分かりのように、
超モダン&アヴァンギャルドなレーザー・ライトショー(光)と、様々な凝ったコスチュームを纏うダンサー達が、
曲ごとに変わる凝りまくった背景をバックに乱舞するシアトリカル・ライヴの極地のようなステージ。
なにか『真夏の夜の夢』のポップ・ミュージック版を観ているようで、ため息が出るほど幻惑的で美しいライヴだった。
★レポの続き&彼らの近況は9月5日発売のコレポン通信でまたがっつり書くつもりです。
お楽しみに~☆