R.I.P、アリ・アップ

R.I.P、アリ・アップ

★今朝起きて初めて知ったのがアリ・アップ(ザ・スリッツ)の急死だった。

享年48歳。
ショック、、、言葉も出ない。

70s後期に筆者が居候していた北ロンドン・チョークファームのスクウォットや、
そこからほんの2~3分ほどの距離にあったクラッシュの事務所=リサーサル・リハーサルなどでもスリッツのパルモリーヴ(ジョーの昔の彼女)と一緒によくダベりに来ていたアリ。

口の悪いロンドンっ子パンクス達を相手に、
ドイツ語訛りとジャマイカ訛りが混じった英語で話すことも臆せず、
何でも開けっぴろげにずけずけ言ってのける豪快かつ痛快なキャラで、
「女戦士、アリ」なんて異名も頂戴していた彼女。

ジャパニーズ・アクセントの英語をよくネイティヴにからかわれたり、
異国でどん底生活をすることに挫折しかけていた当時の筆者も、
そんな彼女によく勇気付けられていた。

ジョン・ライドン&ノーラ夫婦が今直面している悲しみの強度は想像することさえできない、、、。

心からお悔やみの言葉を捧げると同時に、ご冥福をお祈りします。


★上の写真は、北ロンドンのチョークファーム地区。
この通りを右に曲がった裏にあのスクウォットがあった。
ここで過ごした日々、
そしてここで出会った多くの人々の思い出は永久に忘れられない。
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