ピート・ドハーティ、実刑6ヶ月


長年のファンの1人としてはトラウマティックな週末だった、、、。

★昨年1月の「コカイン大量摂取で死亡した映像作家ロビン・ホワイトヘッド」関連の事件で、
去年から延々と判決が長引いていた、ピート・ドハーティですが。

今週末の5月20日(金)、ロンドンのスネアズブルック高等裁判所で行われた判決で、
ついに「実刑6ヶ月」の懲役を言い渡された、、、。
ピートの罪状はコカインの不法所持。


事件が起きた日、同じ場にいたピートの取り巻き=ウルフマン(実名ピーター・ウルフ)は、
コカインの不法所持+「ロビン・ホワイトヘッドにコカインを売った」違法薬物提供罪を含め、
合計12ヶ月の懲役を課された(こっちはむしろ軽すぎる実刑だと思うんだけどな、、、ウルフマンが提供した薬物で人が死んだわけだし)。


★ピート・ドハーティの場合、罪状は違法薬物所持だけなので、
獄中で問題を起こさなければ「3ヶ月の服役後出獄の可能性も大」とのことだけど、

ピートが投獄されるのは、
(1)2004年(カールが「ピート抜き」でThe Libertinesの日本ツアーをしていた頃、それを恨んだピートがカール不在のフラットへ不法侵入した罪)、

(2)2008年(この時は「裁判所から命じられたリハビリの満期を迎える以前に挫折し、途中でリハビリ医院から脱出」した罪)に続き、

これで3度目。

あれ以後も過去の様々な事件で、今も年がら年中裁判所通いをしているピートなので(英国の法手続きは異常に時間がかかる)、
今度こそは実刑を食うだろうな、、、とは思ってたけど。
実際にこうなってみると、やっぱり悲しい、、、。


★先日観たリバティーンズの映画『There Are No Innocent Bystanders』中のインタヴューでも、
「カールは未だに僕を100%信頼してくれていない、、、」と嘆いていたピート。

でも未だにこれじゃ、
カール・バラー兄貴だってあなたを簡単に「信頼」なんかできないよ、ピート、、、(泣)。


PS・
6月1日発売のRockin'onコレポン通信では、
先日観たドキュメンタリー映画の詳細レポや、
数日後、国中のファンをショックのドン底に突き落とした
例の=NME先走り「リバ最終インタヴュー」が行われた際の本当の状況など、
カール&ゲイリーの発言も抜粋しつつ克明に書いています。

「リバティーンズの今後」が気になる方々は、そちらもぜひ。
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