★新作『21』が英米をはじめ、全世界で記録破りのロング・セールス&大ヒットを続けているアデル。
一躍、名声や富を手に入れたスターに必ず寄ってくるのが、
その恩恵に預かろうとする「自称元友人や知人」、
場合によっては「長年連絡が途絶えていた家族や遠縁の親類」だったりするのですが。
億万長者になったアデルも例外ではなかったようで、
昔別れた元彼氏から「その大ヒット作の歌詞をインスパイアしたのは俺だから(失恋ソングが多い)、印税の一部もよこせ!」としつこく要求されたという。
以下が、その件に関するアデル自身のコメント。
「一週間ぶっ続けで毎日『印税よこせ!』って私に電話してくるのよ。
彼としては、超マジでその権利が自分にあると思ってるみたいなの。
だから私もウンザリして最後にこう言ってやったわ。
かつての私の人生を地獄にしたのはあなたで、その地獄を実体験として生き抜いてきたのはこの私なのよ。
だから今の私の成功も、そんな私がやっと得た報酬みたいなものなの、分った!?」
あっぱれ、アデル(笑)。
こういう図々しい奴には、やっぱりこれくらい言ってやらないと分らないですよね。
★図々しい奴といえば、元オアシスのリアム&ノエル・ギャラガー兄弟の場合も、
オアシスが有名になり始めた94~95年頃、
ツアー先のホテルにいきなり「長年音信不通だった実父(幼少時代のギャラガー兄弟や母ペギーさんに暴力を振るう最低の父親で、
そんな父から逃げるためにある日家族揃って夜逃げまでした、という過去がある)」が10数年ぶりに尋ねてきたりしてたな、、、。
多くの成功の裏には、しばしばこういう「悲劇」が重要なキー要素・バネになっていたりするのも事実ですが。