UKロックの90年代。
2010.01.16 15:59
2008年のヴァーヴ再結成。
2009年のブラー再結成。
2010年のスウェード再結成。
ここにはいくつかの共通点があって、
彼らは皆、90年代に頂点を極めたUKロック・バンドであり、
彼らは皆、「解散だゴラァ!」とはっきり明言して解散したバンドではなく、
そして彼らは皆、恒久的ではない再結成を果たしているという点。
一夜限りだったり、一年限りだったり、一枚限りだったり。
先の約束は一切ないけれども、もういちど(だけ)集まったバンド達であるという点。
むしろこれらのバンド達の再結成とは、
きちんと「終わらなかった」バンドが、きちんと「終わらせよう」としている、
そのための禊のような感すらするのだ。
2009年のオアシス「解散」もまた、
彼らのようなストーリーを未来に描くことになるんだろうか。