渋谷クアトロでフランスの女性シンガー、カミーユのライヴ。
殆ど前知識を持たずに行ったのだけれど、これがぶったまげる内容だった。
ピアノ以外の楽器は殆ど使われない。
その代わりに手拍子、タップ、ブレスクラップ、ため息、舌打ち、指鳴らし、ボイパ……等、
カミーユ含む総勢8名がそれぞれ楽器ならぬ「人器」となって音を構築していくのだ。
しかも繰り広げられる音楽は超絶技巧なジャズに超グルーヴィーなファンク、
ポエトリーリーディング調もあれば壮大な映画音楽調もあればシャンソン、ポップスもあるという、
あきれるほどの広範囲多ジャンルに亙るもの。
加えてカミーユの歌声は、ビョークだったりジャニスだったりエディット・ピアフだったりもする。
全身楽器のような驚異のリズム感と、予測不能な飛躍をかます伸びやかな歌声。
世界は広い。
ほんと、ぶったまげました。