TOTALFATにインタヴュー、熱さ余って誌面説教じゃ
2014.07.09 20:22
今日はTOTALFATの4人が会社にきてくれた。
ガチンコの取材。
ニューシングル『夏のトカゲ』はポップソングである。
TOTALFATのホップ、ステップ、ジャンプの「ステップ」に位置する、最高の予感に満ち満ちたポップソングである。
このシングルでTOTALFATは変わったと、長いファンほど言うかもしれない。
それは間違ってはいない。
だが、より正確に言うなら、変わった、というより、新たな球種を投げられるようになった、と解釈すべきだ。
例えば、ジャイアンツの菅野が新球チェンジアップを覚えたとしてもやはり彼はあくまで直球で勝負すべきストレートピッチャーであり、TOTALFATもやはり、「最高の決め球はストレート」、そんな正攻法で勝負するバンドである。
そのストレートをさらに効かせるために、そしていついかなるときも最終的にマウンド(ステージ)で勝ち続けるために、今いかなる球を投げ、いかなる試合をすべきなのか。
そう考えた末のステップが、メロコアという愛すべき音楽の向こう側に無限に広がるポップの地平へのアプローチだった。
そういうことだ。
いいシングルだ。
でも、これが作れたなら、まだまだいけるだろ?という話をさせてもらった。
熱いインタヴューになった。
このまま焼肉でも食いにいこうぜ、っていうような、「打ち上げ」がほしくなるようなインタヴューになった。
意味がわからない?
うん、そんな人は、へえとにかく熱いんだな読んでみようかな、と思ってくれればそれでいいです(笑)。
掲載は7月30日発売のJAPAN。
よろしくー。