楽しませるところは思い切り楽しませ、笑わせるところもまたしっかりと作り、切なさのビートで突っ走るところはたっぷりとしたセンチメントで包んでいく、堂々たるゲスのライヴだった。
野音という会場がそもそも持っているお祭り感はもちろんうまく使いつつ、夕暮れに近づくにつれて強くなる淡い空気感がライヴを貫く物語になっていた。
それもすべて楽曲の魅力とクオリティありきであり、その意味でゲスは若手バンドのなかでもやはり飛び抜けた存在なんだとあらためて思う。
これからアリーナツアーが行われること、東京は横浜アリーナであることが発表された。
あと、絵音はMCでJAPANのことをいじり倒していた笑
ま、いつまでもいじられるメディアでいたいもんだなあ、俺は頑張るぞと、ビルの間の月を見上げながら思いました、はい。
ゲスというバンドは本当にいいライヴをやるなあ、しかし。