SEKAI NO OWARI、「INSOMNIA TRAIN」初日を熊本で観た。セカオワにしかできない、セカオワにしか描けない世界にまた出会えた

SEKAI NO OWARI、「INSOMNIA TRAIN」初日を熊本で観た。セカオワにしかできない、セカオワにしか描けない世界にまた出会えた
待ちに待った初日だった。

「タルカス」以来、1年以上ぶりの、セカオワツアーは、(これまで何度も言ってきたことだけどもやはり)これまでのどこにもなかった、セカオワにしか作り得ない素晴らしいライブでスタートした。

あまりに多くの仕掛けと視覚的な演出があり、引き込んで離さない物語があり、そして今あらためて研ぎ澄まされたパフォーマンスがある。
みなまで書いてしまうのはいつもどおりご法度だとしても、このツアーに関して言うなら、「過去最高に」そうだと言える。
4人は、僕たちがセカオワに期待してきたもののその上を、痛快なエンターテインメントを、あくまで新たに生み出すことで超えていく。
曲に込められたメッセージの力を最大化させる物語が、ツアーのたびに何度も生み出されることに僕たちはつい慣れてしまいがちだが、これは本当に、本当に奇跡めいたことだ。

セカオワの楽曲は何度も生み出され、蘇り、新たな命を授けられ、いくつもの生を生きていく。
それは彼らの楽曲がいかなる物語にも当てはまる普遍性と説得力を持っているということでもあるが、それ以上に、その楽曲からライブ、ツアー、言動に至るまで、すべてはセカオワを突き動かすたったひとつの思いから生まれている、ということなのだろう。
それだけの表現的な必然性を持ったアーティストはやはり、言うまでもなく稀有だ。

今回のツアー「INSOMNIA TRAIN
」はそんなセカオワが積み重ねてきた経験と、未踏の場所を目指し続けていく覚悟があらためてスクラムとなった凄まじいショーだ。
特に、ここにきてのFukaseのパフォーマンスは素晴らしい。
狂気と知性と感性による、Fukaseだけの凄みを見ることができる。

JAPANはこのツアーを、最大のやり方で迎え撃ちたいと思う。
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