daoko、女子高生のラップを聴いて思ったこと

daoko、女子高生のラップを聴いて思ったこと

明後日発売となるJAPANで、最近とみに気になっていた女子高生ラッパー、daokoについて原稿を書いた。
9月11日に発売される、最新作『UTUTU EP』が素晴らしく、今どうしても書いておきたいと思ったからです。

1997年生まれ、って1997年なんて、自分の感覚からすると「こないだ」の範疇だ。
いやまあそんなことはどうでもいいが、とにかく16歳の女子高生で、中学生のときにニコ動に出会い、「とりあえずやってみよう」と思ったラップを投稿してみたら、すぐに評価されちゃって今に至る、という、そんな経歴。
もろに「新世代」の人であります、ええ。

ただ、そんなことはどうでもよい。
いや、daokoの音楽にとって「世代観」は極めて重要な要素だが、その感性が若いから、今っぽいからすごいのではなく、彼女のやっている音楽が「今」という時代とはどういうものなのかを示しているからすごい。
「今」そのものの音楽ではなく、「今」という概念に新たにかたちを与える音楽。きちんと言い当てている音楽。
その違いはものすごく大きい。

詳しくはJAPANを読んでもらいたいし、とりあえず、ぜひ聴いてみてください。

これはm-floにフィーチャリングされている曲、”IRONY”。
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