きゃりーぱみゅぱみゅ、2014年初ライヴ@横浜アリーナを観て思ったこと
2014.01.18 21:09
きゃりーのライヴにくるとお客さんのことを何度も見てしまう。
広く開けた客層や、そのお客さんの全員が笑顔になっている姿こそ、きゃりーがやり続けていることのすごさを教えてくれるからだ。
2014年の初ライヴとなったこの日は、小さな子供と一緒の家族の姿が本当に多くみられた。
きゃりーのライヴにおいては以前からの傾向ではあるが、ここにきてより一層、幅広い客層に広がっている。
年配の方がエッジーな4つ打ちに乗って笑顔で手を叩いている光景なんて感動的なくらい、ポップミュージックのすごさを教えてくれる。
しかし、仕掛けや演出のひとつひとつをこなしていくきゃりーの姿はどちらかというと淡々としているように見える。
言い換えれば、ポップスターの煌びやかな所作というより、ひとりの女の子が目の前のことにただ集中しているというような親近感がある。
そういう、等身大のリアルな息遣いがちゃんと伝わってくる。
そして、その感覚は会場が大きくなればなるほどより親密に感じられてくる。
すごいなと思う。
老若男女の心にアクセスするきゃりーのすごさは、ひとりの自由な女の子像のまま、「きゃりーぱみゅぱみゅ」というアイコンを表現できることなのだと思う。
横浜アリーナという大きな会場でのライヴだったからこそ、そのことを強く感じた。
この日、2度目のワールドツアーの詳細が発表された。
ヨーロッパ、アジア、アメリカを半年かけて回るとのこと。
写真は、ライヴ後に挨拶した際、いただいたお年賀。