作り手の好きなものだけで作られた時間はこんなにも楽しいのである。
ステージ上のメンバーも曲も音も、ひとつひとつのギターフレーズやドラムのハットに至るまですべて、斉藤和義自身の好きなものだけで作られていることがよくわかった。
音楽がとてものびのびと鳴っていて、バカみたいな言い方ですまないが、本当に楽しかった。
人は自分のことを知ると自由になれるのである。
自由な人の自由なライヴを観ていると当たり前だがとても自由になれる。
楽しませることとは、楽しむことということを斉藤和義は知っているのだ。
そんな人が彼が好きな熟練のバンドメンバーたちと好きな音を鳴らすのである。
最高でないわけがない。
いつまでも聴いていたいと思った。
ツアーはまだ続く。
どこかでまた観られないものだろうか。
今日のことは徳山がライヴレポートを書きます。
2月28日発売のJAPANです、よろしくです!
写真は武道館を出て撮った満月。
写真では伝わりにくいけれど、とてもキレイです。