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    昨日のねごと

    昨日のねごと

    昨日は原宿アストロホールでねごとを観た。

    今月リリースされるミニアルバムからの新曲が素晴らしかった。
    ライヴを観ればわかることだし、ファンはきっと感じていることだと思うが、最近のねごとから届く曲は肉体的な曲が増えている。

    顕著なのは、"シンクロマニカ"、そして、ミニアルバムからのトラック"真夜中のアンセム"だ。
    今のねごとは、ねごと独自のしなやかな筋肉が作り出す曲によってとても濃い伝達ができている。
    だから、ねごとのライヴは今、最高にエモーショナルである。
    そして大事なことは、というか、ねごとを観てきたリスナーにとって何より嬉しいのは、そんな今のねごとを4人が心の底から楽しんでいることだ。
    それがステージから伝わってくることだ。

    こういったライヴが筋肉をより鍛えていくのだろう。
    新曲はこれから破壊力を増し、さらに鋭いトリガーと変化していくはずだ。

    みずみずしい感性を持っているバンドはストロングポイントの維持と新たなる武器の獲得を同時にやってしまう。
    ねごとはやはり面白いバンドだ。
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