グラストンベリー、これまでの「キャンセルと代役」6件はこんなケースでした
2015.06.18 11:00
フー・ファイターズがデイヴ・グロールの骨折で6月26日金曜日のヘッドライナー出演をキャンセル、その枠にフローレンス・アンド・ザ・マシーンが代打として起用されたことはこのブログでも紹介しましたが、このグラストンベリー、1970年代からこれまでの長い歴史の中でそういったケースが6件あったと、NME.comがまとめています。
最初のケースはなんとグラストンベリーの第1回で起きていて、時は1970年、ザ・キンクスがキャンセル、その代役としてT Rexが出演。1500人の観客の前で演奏を披露したそうです。
2回目は時代がぐっと近づいて1993年。レッド・ホット・チリ・ペッパーズの代わりにレニー・クラヴィッツがピラミッド・ステージの最後を飾ってます。
3回目は1995年。ザ・ストーン・ローゼズが出演する予定でしたが、ジョン・スクワイアがマウンテン・バイク走行中に落車、大怪我を負ったことでキャンセル。その代役にはパルプが立ちました。このときの「コモン・ピープル」が今も語り継がれるブリット・ポップ現象、頂点の瞬間のひとつとなったのは皮肉(?)です。
4回目は1997年、スティーヴ・ウィンウッドの代役にアッシュが、5回目は2005年、カイリー・ミノーグの代役にベースメント・ジャックスが立っています。
直近となる6回目は2010年。初めてグラストンベリーのヘッドライナーを務めるはずだったU2がボノの病気のせいでキャンセル、急遽そのステージにはゴリラズが起用されました。
なお、U2は翌2011年にリベンジを果たしています。
NME.comでの記事はこちら。
http://www.nme.com/blogs/nme-blogs/six-other-times-glastonbury-headliners-have-dropped-out-and-how-their-replacements-fared