グラムロックの本質を射抜く、独創的で不敵なカリスマの肖像。T. レックス、マーク・ボランの奔放な熱意をロックスターたちが語る

グラムロックの本質を射抜く、独創的で不敵なカリスマの肖像。T. レックス、マーク・ボランの奔放な熱意をロックスターたちが語る

現在発売中のロッキング・オン6月号では、T. レックスのドキュメント記事を掲載!
以下、本記事の冒頭部分より。



「あんなものは未だかつて見たことがなかった。一体何だこりゃ?って感じでね。その一年後、初めてギターを手にした僕が最初に弾けるようになった曲は“ホット・ラヴ”だったんだよ」(ジ・エッジ/U2)


「ある種非常に挑戦的だったんだよ」。U2のギタリスト、ジ・エッジは、T. レックスが“ホット・ラヴ”を披露した伝説の『トップ・オブ・ザ・ポップス』(TOTP)出演回、フロントマンのマーク・ボランがその目の下にキラキラ光るラメをつけて登場した、グラムロック誕生の瞬間をそう語った。

「マーク・ボランはマジカルで、しかもセクシュアルな意味でとても煽情的かつ両性具有的だったんだ、あのキラキラのラメとメイクでね。変な話だけど、あの当時のゴーゴーダンサーはかの有名なパンズ・ピープル(注:1968年から76年まで、TOTPに出演して人気を博した女性のみのダンスグループ。当時としては露出の多い衣装も多かった]だったにも拘らず――僕は彼の方に、遥かにセクシュアルな部分でそそられるものを感じたんだ。あんなものは未だかつて見たことがなかった。一体何だこりゃ?って感じでね。その1年後、初めてギターを手にした僕が最初に弾けるようになった曲は“ホット・ラヴ”だったんだよ」

それから実に49年の時を経て、U2は“ホット・ラヴ”の次のシングル、“ゲット・イット・オン”のカバーをリリースした。

このバージョンはボランの親しい友人だったエルトン・ジョンをゲストピアニストとしてフィーチュアし――T. レックスが1971年のTOTPクリスマス特番で“ゲット・イット・オン”を披露した際、彼が引き受けていたのと同じ役目――有名音楽プロデューサー、ハル・ウィルナーのたっての希望によりレコーディングされたものだった。

2020年4月、コロナウイルス関連の疾患によってこの世を去ったウィルナーにとって、生前最後のプロジェクトとなったこの作品は、ニック・ケイヴからケシャ、更にはトッド・ラングレンと、多種多様なアーティストたちを集結させたボランのトリビュートアルバム『Angelheaded Hipster : The Songs Of Marc Bolan & T. Rex』である。(以下、本誌記事へ続く)



T. レックスの記事の続きは、現在発売中の『ロッキング・オン』6月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

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