ブリットポップ前夜――UKシーンの再興を告げた預言者、ザ・ストーン・ローゼズ。ロックにグルーヴを持ち込んだ“本物”としての覚悟と、マッドチェスターの実像とは? 超貴重インタビューと名作アルバム2枚の徹底レビューで、その真実を今ふたたび解き明かす

ブリットポップ前夜――UKシーンの再興を告げた預言者、ザ・ストーン・ローゼズ。ロックにグルーヴを持ち込んだ“本物”としての覚悟と、マッドチェスターの実像とは? 超貴重インタビューと名作アルバム2枚の徹底レビューで、その真実を今ふたたび解き明かす

現在発売中のロッキング・オン6月号では、ザ・ストーン・ローゼスのインタビュー/アルバムレビュー記事を掲載!
以下、本記事のインタビュー冒頭部分より。



「俺たちやマンデーズが記事になってた頃って、いろんなものがどんどん本物になっていってた。だけどスウェードが70年代のボウイの真似して、引き戻したんだ。俺に言わせれば、スウェードやブラーみたいなバンドは邪魔だったんだよ」


「俺は前からずっと言ってるんだよ、E(エクスタシー)やったことないならやる必要ないって」。イアン・ブラウン(Vo)の言葉は、「大事なのは過去ではなく今の自分だ」という彼なりのシンプルな哲学をちょっと匂わせる。ザ・ストーン・ローゼズがいた1989年は本当にいい年だった。彼らは何物にも崩せない自信を押し出しつつ、やがて「マッドチェスター」と呼ばれるムーブメントを、そして他の誰にも成し遂げられない、最高に素晴らしいデビューアルバム『ザ・ストーン・ローゼズ』を生み出した。

それに続く本作『セカンド・カミング』では歌、メロディ、歌詞、ほぼすべてをジョン・スクワイア(G)が書いているが、他のメンバーはやる気にならなかったのだろうか? 「そういうんじゃないんだ」とイアン。「以前は俺とジョンのどっちも歌詞を書き、メロディを作った。でも今回はあいつが何曲か既に書いていて、それ聴いたらもう何も加える必要がなかったから、それでそのまま、ジョンがやることになったんだよ」

●『セカンド〜』でも歌詞にはやはり聖書のイメージが数多く含まれていますが、これはどういう訳で?
「俺だって聖書は読むからな」。彼は目を細め、読み取れない表情で続ける。「コーランも読む。俺は宗教って好きなんだよ。パワーがあるだろ。イタリアでは、コロシアムにも行った。ローマの皇帝たちが座った場所に行くとさ、そこで感じるものがあるんだよ。システィーナ礼拝堂にも行ったけど、あそこでもやっぱり感じたな。俺そういうことはどれも興味あるから、歌詞を書けば自然とにじみ出てくるはずだ」

●では『セカンド〜』のサウンド全体についてですが、レッドとかツェッペリンとかいう言葉を引き合いにしてもいいでしょうかね?
「レビューでやたらと書かれてるよな」。マニ(B)がぞんざいに煙草の灰をはじき落とす。「やかましいギターが入ってるからだろ。それにかなりファンキーな構成だしさ。みんな決まって、誰か他の奴に似てるんじゃないかって探したがる。俺たちのサウンドがレッド・ツェッペリンに似てるとは思わないね。俺たちの音は俺たちのもんだ」(以下、本誌記事へ続く)



ザ・ストーン・ローゼズの記事の続きは、現在発売中の『ロッキング・オン』6月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

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