インディ/エモの巨匠:デス・キャブ・フォー・キューティー、自らが築いたレガシーの先へ――過去と現在の狭間で自己を再定義した『I BUILT YOU A TOWER』を語る

インディ/エモの巨匠:デス・キャブ・フォー・キューティー、自らが築いたレガシーの先へ――過去と現在の狭間で自己を再定義した『I BUILT YOU A TOWER』を語る

現在発売中のロッキング・オン7月号では、デス・キャブ・フォー・キューティーのインタビュー記事を掲載!
以下、本記事の冒頭部分より。

●アルバムタイトル『I Built You a Tower』にはどのような感情が反映されているのでしょう?

「今作は、自分達にとっても、メインのソングライターであり歌詞を担っているベン(・ギバート/Vo、G)にとっても、内面を見つめる作品になっていて。ベン自身が人生においてそういう時期に来ていた。自分のこれまでの人生や、まわりの人達との関係について振り返るような内容が多かったんだ。

タイトルの“塔を建てる”というのは、自分の人生の中で起きる様々な出来事のメタファーとして応用できるんじゃないかな。アルバムの中にある一連の“I Built You a Tower”もすごく強力なイメージを掻き立てる曲でね。人間って、人生の中に巨大なモノリスを築き上げてしまうことがあるわけで……ある時点において、今後もそれと共存し続けるのか、それとも解体して前に進むのか選択を迫られるんだ」

●DCfCはこれまで感情そのものを生々しく描く印象がありましたが、今作では、感情をどう扱うかという方法にまで一歩踏み込んでいるように感じました。なぜ、そのような変化が起きたと思いますか?

「うわ、なんて素晴らしい質問なんだろう……と言いつつ、どう答えていいのか、正直わからない(笑)。僕から何か言えることがあるとしたら、ベンの書いてる曲はどれもその当時のベンの人生がそのまんま反映されているもので、そこが同じバンドのメンバーとしてすごく誇らしく思ってるところでね。仲間だからこそ断言できるけど、うちのバンドのアルバムをファーストから今回の最新作にまで年代順に辿っていけば、ベンがこれまでの人生でどんな道のりを歩んできたのかがわかると思う。

例えば20代のときに何を考えていたのか、あるいは30代前半、40代前半には何を見つめていたか、アルバムごとにそのまま記録されてる。そして今、僕たちは50代に突入しようとしているわけで。自分の中にある感情をどう扱うかっていうのは、うちのバンドが音楽を通してずっと探求し続けてきたテーマでもあるような気がする。ベンは書き手としていつだって正直に、自分の弱い部分をさらしてきた人だと思うから」
(以下、本誌記事へ続く)



デス・キャブ・フォー・キューティーの記事の続きは、現在発売中の『ロッキング・オン』7月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

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