70年代に若くして夭逝したSSW、JUDEE SILLのトリビュート『CRAYON ANGEL』。
RON SEXSMITH、BETH ORTON、GRIZZLY BEARのDANIEL ROSSEN、
FINAL FANTASY、BILL CALLAHANらが、彼女の遺した楽曲をカバーしている。
ジム・オルークの手によって復刻された『Dreams Come True』もそうだけど、
ここに集まった面子をみても、彼女がどれだけミュージシャンから愛されているのかがわかる。
もちろん、どのカバーもいい。
思うのは、わたしたちはほとんど「死者の歌」を歌って生きているということだ。
「死者の歌」は、わたしたちを無償に整体してくれるのだと思う。