リアム・ギャラガー「プリティ・グリーン、ザ・ストーン・ローゼズ、最近気に入っている新人」を語る

リアム・ギャラガー「プリティ・グリーン、ザ・ストーン・ローゼズ、最近気に入っている新人」を語る

リアム・ギャラガーがローリング・ストーンの最新インタビューに答えて、自身のアパレル・ブランド「プリティ・グリーン」、ザ・ストーン・ローゼズの再結成、そして珍しく最近気に入ったという新人アーティストの話を語っている。

まず、プリティ・グリーンについては、先ごろ発表されたザ・フーの『四重人格』40周年とのコラボについてこう語っている。「(どうしてコラボすることになったか、その経緯については)よく知らないんだよね、なにせツアーに出てたから。ただ、ザ・フー側の人間が、『四重人格』の40周年を祝うパーカーを作るというアイデアを持ってたんだ。あと、ピート・タウンゼントとロジャー・ダルトリーは、プリティ・グリーンが好きなんだって。それで、コラボしないか?って話が出てきたんだけど、俺としちゃ、やるよ、もちろんだろ!って話だったんだ」。

プリティ・グリーンのプロダクツについては、一応全部目を通しているそうで、気に入らないものがあればデザイナーと再考するのだとか。また、プリティ・グリーンはオアシスやビーディ・アイが流行っている国で順調に売り上げているようですが?という質問に対しては「それはほんとだよ。日本じゃ突然売れ出したけど」と認め、また、プレティ・グリーン内のふたつのライン、ブラック・レーベルとグリーン・レーベルの違いについては「ブラック・レーベルがハイエンドものなんだ。もし俺が着るとしたら、ブラックのほうだな。すべてがロックンロール仕様なんだ。だけど、もうちょっと若い連中には、カジュアルなグリーン・レーベルをオプションに用意してあるってわけ」と答え、ちなみにスポーツ・ラインの予定は?という問いには「それはないな。90年代には相当着たもんだけど、俺も大人になったし。それは子供向けだろ。トレーナーなんて10年は着てねえよ」とのこと。一方で、レディース・ラインの立ち上げには興味はあるそうだ。また、ポール・ウェラーのデザイン参加については、今後も続けていきたいと思っているようで、ほかのミュージシャンとしてはカサビアンがリアムの構想にあるそうだ。

また、ザ・ストーン・ローゼズの再結成については、「まったく吹き飛ばされたよ、待ちきれないぜ。(彼らは)フェイヴァリット・バンドなんだ。『再結成すべきじゃなかった』とか言うヤツには、俺はこう言うよ、『何もヤツらはオマエの頭に銃を突きつけてるわけじゃねえんだから。観たけりゃチケットを買えばいいのさ』ってね。彼らは彼らがやりたいと思うことをやっていいんだから。2012年の彼らを観に行けよ、1989年を期待しないでな。でもさ、いいことだよ」と語り、また、ローゼズが新曲の準備をしているという報道については「俺はファースト・アルバムにあったような、あのウェスト・コースト・ハーモニーに彼らが向かうことを願っているんだ。あれはマジに魔法のアルバムだよ。俺がローゼズを最初に観たのは1989年だった。それは、俺が最初に行ったライブだったんだ。誰もがダンス・ミュージックに向かっていた。俺は彼らのライブを観た、『これだ』って思った。吹き飛ばされたね。俺にオアシスを始めさせたのは、そのライブだった」と語っている。

また、最近気に入ってる新人バンドについて訊かれて、リアムは「Cultsが好きだな」と答えている。
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする