映像はこちら。
http://www.rollingstone.com/music/news/watch-pearl-jam-perform-with-sting-cheap-trick-in-new-york-20160503
エディ・ヴェダーは、“Driven to Tears”を演奏する前にこうコメントした。
「どこかで読んだんだけど、現代を生きる人間は1700年代の人達が一生で得る以上の情報量を1日で得るらしいんだ。だから、君がもし気が狂ったような気持ちになったり、まるで自分が意味のないもののように思ったり、イライラしたりすることがあったら、そこにはファッキング理由があるってわけなんだ。つまり付いていくのが無理ということ。そして世の中にはあまりにたくさんの悲劇が起きている。昔はそのすべてを知っていたわけじゃないんだ」
「それで俺は、とりわけ選挙の年には本当に腹立たしい気持ちで一杯になるんだ」
「ニュースを伝える会社は、とにかく視聴率のために恐怖を植え付ける。そして最後の最後まで引っ張ろうとする。引っ張れば引っ張る程視聴率は獲得できるわけだからね」
「それで、俺は理想的にバーニー・サンダースのような人が一番良い候補者なんじゃないかと思うんだ。だけど、一番大事なのは投票することだ。自分達の声を届けることだ」
「それで、これだけ情報があるから簡単に学べると思うと思うけど、そうでもない気がする。だから、みんな他の人達が最悪の決断をしないようにお互い学ばないといけないと思う。みんなもちろん勉強していると思うから。俺がお説教をしている可能性もあるけど」
「それですべてが一杯一杯に思えた時に、これ以上良い曲もないと思う」と言って、“Driven to Tears”を演奏した。
スティングがカッコ良かったのは、何も言わないで曲の途中で出て来て、歌い終わったら何も言わないで帰ってしまったこと。
パール・ジャムは、2日間のライブで約2時間半ずつのライブを行ったが、重なっていた曲はたった10曲という相変わらず驚異的なライブを行った。パール・ジャムはいつもそうなのだが、20年以上もライブをやっているのに、このパンク・スピリットとも言えるテンションにまるで揺るぎがない。だから、バンドのツアーのチケットはいまだに全然買えない。私もファンクラブに入っているのに全然買えなくて、怒ってとうとう辞めてしまったほど取れない(笑)。
そしてなんと、実はライブから2日後に近所の本屋さんで行われた出版記念のトーク・ショー+サイン会に突如エディ・ヴェダーが現れたのだ!
パール・ジャムは現在もカナダをツアー中で、6月にはボナルーのヘッドライナーを務めることになっている。
パール・ジャムは今回のツアーでは、ライブ中に『Ten』や『Vs.』を全曲順番に演奏するなど画期的なことを行っている。またノース・カロライナ州では反LGBT法の政策に抗議し、ライヴをボイコットしている。それに対してエディは真摯なスピーチをしている。まだまだ魂煮えたぎるバンド。新作が楽しみだ!
2日分のセットリスト。