Bon Iverのジャスティンが、CHAIみたいな人達が「世界をより良い場所にしてくれるんだ」とツイートしている。


CHAIが9月にNYで初ライブを行い、Pitchforkがインタビューしている。その記事が掲載され、Bon Iverのジャスティン・バーノンがそれをリツイしている。

「この記事が大好きだ。
なんて最高の人達なんだろう。
こういう勇気があって、不屈の精神の人達が
世の中をより良い場所にしてくれるんだと思う」

素晴らしいコメント付き!

記事の内容は、「日本のロックバンドが、かわいいの意味を再定義」というタイトルで、日本にある女性に対する抑圧から解放される、ことについて語ったもの。

記事の中で、「あなた達はカワイイの意味を覆そうという目標があるそうですね。あなた達にとって成長する過程で、カワイイの定義がどのように影響したと思いますか?」と訊かれている。

MANAがそれに答え、「日本ではかわいい人が人気のある人で、かわいいものがカッコいいもの、ということになっています。だから、かわいいということがすべての基準で、かわいくなければ、すべて醜いという考え方です。それは、私に大きな影響を与えました。なぜなら、自分がその基準に当てはまっているとは思えなかったからです。だから、自分がそこに当てはまらないと思った人は、”かわいい”という言葉で傷付いたと思います。それが気になって、心にずっと残ると思います。自分に自信が持てなくなります。どういうわけか、その言葉がすごく強い意味を持っているので、私達は、全員がかわいいんだと歌う曲を作ると決めたのです」

こちら『N.E.O.』のMV。

CHAIのアルバム『PINK』は、アメリカではBurger Records から9月に発売されている。
http://burgerrecords.11spot.com/chai-pink.html

今回のツイートのコメントと直接関係ないかもしれないが、ジャスティンは、昔から女性を支援する運動を行なっている。最新のツアーでもライブが始まる前に、”2ABILLION”というメッセージを掲げて、女性の権利を訴えるキャンペーンを行っている。
https://2abillion.org/

最新の活動としては、ザ・ナショナルのアーロン・デスナーとの夢のコラボバンドBig Red Machine で、アルバムを発売。これからツアーも行う。

MVはこちら。

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