オリヴィア・ロドリゴがホワイトハウスでバイデン大統領と対面。ワクチン接種率がわずか38%の若者に接種を呼びかける


今年最大のヒットを飛ばしている18歳のスーパースター、オリヴィア・ロドリゴが、今日ホワイトハウスを訪問し、バイデン大統領とファウチ博士と対面した。



アメリカでは現在ワクチン接種率が少ない州で再びコロナ感染数が増加している。そのため、中でも接種率の平均がわずか38%という18~29歳の若者層と、それよりさらに若い層へのワクチン接種を訴える対策を開始。

現在誰よりも若者に人気があるオリヴィア・ロドリゴが、ホワイトハウスから、若者にワクチン接種の大事さを訴えた。




「オリヴィア・ロドリゴです。今日はホワイトハウスに来ていて、バイデン大統領とファウチ博士に会うことになっています。それは、みんながワクチン接種するのがすごく大事だからです。自分が若くて健康でも関係ありません。ワクチン接種をするということは、あなた自身と、友達と、あなたの家族を守るということです。だからワクチンを接種してね」

と、シャネルのスーツでめちゃかわいくお願いしている。


また大統領に会う前に記者会見の場にも登場して、「若い層にワクチン接種の重要性を伝えるために今日ここに来られたことを大変光栄に思います。バイデン大統領とファウチ博士のこれまでの取り組みには畏敬の念を抱いており、私も、この重要な取り組みに喜んで協力したいと思っています」と語っている。

「みんなでワクチン接種の重要性について語り合いましょう。現在は、ワクチン接種に関する情報もウェブサイトで簡単に見つけられます」とも。


前日にバイデン大統領が、自分が若かった頃の写真を投稿して「若者がワクチン接種をしないのは分かってる。でもその他の若者を守らなくちゃいけない。誰か助けてくれる人?」と訊いていた。

それに対してオリヴィアが、「私やります! 明日ホワイトハウスで会いましょう」とコメントしていた。

オリヴィアの最新作『SOUR』は、今週再び1位を獲得した。これで3度目の1位となる。


さらにビルボード誌によると、『SOUR』は今年前半、ストリーミングも含め最も売れたアルバムの2位を獲得している。

またオンデマンドのストリーミングでは、オーディオ&映像とオーディオのみの両方で“Drivers License”が1位を獲得している。本当に今年最も人気があるアーティストだ。



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