おめでとうございます!SANAA、プリツカー賞受賞!

おめでとうございます!SANAA、プリツカー賞受賞!

すでに日本でも大きなニュースになっていると思いますが、日本の建築家妹島和世と西沢立衛によるSANAAが、プリツカー建築賞を授賞した。おめでとうございます!アメリカでも大騒ぎになっていて、このプリツカーがどれくらいの権威かわからなかったので、さっそく建築家の友達に聞いたら、「建築家におけるノーベル賞だ!」との返事が。「いつか必ずもらうと思っていたけど、今もらったことがすごいし、嬉しい」と友達も興奮していた。とりわけ、西沢は1966年生まれで、それは建築家からすると相当若いのだそう。アメリカ人の若い建築家は日本人建築家のミニマルなスタイルをかっこいいと思っている人達が多いような気がする。NYでは、ニュー・ミュージアムの建築をしていて、これは家の近所にあり、ご覧の通り、小汚いチマチマしたビルの間で、主張しすぎない程度に、凛々しく建っている姿が私は好きだ。前を通る度に勝手に日本人の誇り、と思ってしまう。中の展示物より箱のほうがよいと思うことすら多い。なので、建ってしらばく経つけど、一向に飽きない。そして、この美術館が完成して以来、この通り(BOWERY) は随分オシャレな道になった。
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