THE NATIONAL@BAM観ましたかあああああああ???


ただいまーーーー!私はBAMで観て来ました!!!!THE NATIONALのライブ。かっこよかったあああああ(涙)。これは、本当に彼らのモニュメンタルな瞬間を、歴史的な監督に撮影してもらった素晴らしいイベントでしたが、私現場にいたので、D.A.ペネベイカーの映像は観れてない!みなさんいかがでしたか?JAPAN JAMに行かれてる方も観れてないですよね?残念!再放送するのかしら?分かり次第お知らせします。が、詳しいレビューは、最新号のコレポンで書かせていただきまーーーす!
http://www.youtube.com/thenationalVEVO


とりあえず、帰り際に、カードが配られて、現場で観ていた観客は、映像を家でダウンロードできるらしいです。良かった!なので、これから観ます!ペネベイカー監督は、もちろんボブ・ディランの『ドント・ルック・バック』などで有名な監督ですが、『ドント〜』の日本盤が再発する時に、監督をインタビューさせていただきました。あの作品の画期的だった部分というのはいくつもありますが、そのいくつかは、例えば今では当たり前ですが、ドキュメンタリーをハンディカムで撮ったということ。しかも、ディランについて描くにあたって、そのライブだけをしっかりと撮るのではなくて、人物に思いきり迫ったという部分だったわけです。それは、それ以降のドキュメンタリー映画のあり方を決定的に変えたのです。なので、ライブ映像は実は曲を最初から最後まで見せようとはしていない。ということを踏まえて例えば、ホワイト・ストライプスの最新ドキュメンタリー『Under Great White Northern Lights』観ると、どれだけ彼の影響を受けているかよく分かると思います。


しかし、そう考えると、今回のTHE NATIONALはむしろその逆だったのでは?と現場では思いました。固定カメラがいくつもあったし、当然ライブ生中継なので、曲は最初から最後まで見せていたはずだし。もちろんハンディカムも、それからクレーンがすごく忙しく動いてはいましたが。一体どのようにスウィッチングされているのか楽しみです。そして、THE NATIONALは逆に言うと、そういう王道な映像で観せるほうが逆に今の彼らを象徴しているのかもしれません!!!


しかし、この間のTV番組出演時も出演したので、今日も出るのではと密かに期待していましたが、スフィアン・スティーヴンス(写真1枚目マットの左)が4曲も出た〜〜〜(涙)。もうカッコ良すぎて顔がにやけてにやけて。あ〜〜きゃああ、素敵だった〜〜。とにかく、アメリカは今週は大THE NATIONAL祭り開催中!という感じです。もちろんBAMのチケットは誰が買えたのか?という勢いで売り切れましたが、私はレーベルの方のご配慮のおかげで超超超貴重なチケットを確保していただきました。ありがとうございましたーーー!!!!これから、まだまだブルックリンのプロスペクトパーク(ビーチ・ハウスが前座)、そしてそして、ラジオシティ!!!のライブも控えています!!
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