何度でも言いますが、絶対に見逃さないでほしいです。
手前味噌ですが、このタイミングで、この組み合わせで、ライヴハウスでイベントができるというのは、まったくもってジャパネク冥利につきます。やっててよかった。
「ロックの明日へ行こう!」というキャッチコピーで、ジャパネクはやっています。ただの新人バンドのショーケースではない、新しいシーン、新しいお客さんが、新しい音楽の価値を生み出していく、その「現場」に立ち会いたいと、ジャパネクは思っています。今回もそうです。
ただ、「明日」というよりは「今日」というほうが、このバンドたちにはふさわしいかもしれない。「いい今日」の連続が「いい明日」を生む、ということを、彼らの音楽を聴いているとよく感じるので。日常から遠く離れることなく、でも確かにその日常に肯定的な楔を打ち込む、そんなバンドが集まりました。
断言しますが、今回出るバンドのうちひとつでも好きなら、絶対に来たほうがいい。出るバンド5つ、全部好きになれる、そんな夜になります。ぜひ遊びに来て、お気に入りのバンドを増やしてください。
というわけで、出演バンドを改めて一組ずつ紹介します。まずはuchuu,。
1回ライヴを観て、それでぶっ飛ばされて、それ以来、追いかけています。逆にいうと、じつはその1回しか、僕はライヴを観たことがないんです。でも、それで全部わかった。何がかというと、このuchuu,が、僕の人生に必要なバンドであるということが。バンド名からして「宇宙」ですし、実際音にはハイパーでスペイシーな部分も多分にあるけど、それが人力で演奏され、エモーショナルな歌に転化されるとき、壮大なイメージがぎゅるぎゅると回転して、凝縮されて、今見ている目の前の景色に重なっていく。圧巻、です。
ミニアルバム『HELLO,HELLO,HELLO,』のツアーが7月9日で終わり、そのまま東京にやってきてくれます。完全に仕上がっている状態のuchuu,、僕も楽しみです。
つづく