古舘佑太郎のソロミニアルバム『CHIC HACK』を聴いて初めて気付いたこと

古舘佑太郎のソロミニアルバム『CHIC HACK』を聴いて初めて気付いたこと
The SALOVERS的でもあるし、でも聴けば聴くほど全然違うような気もする。
10月21日にリリースされる古舘佑太郎のソロミニアルバム『CHICK HACK』、
音源もらってから聴きまくっていて、そのたびに感動しまくっている。

サラバーズのようにつんのめる乾いた衝動ではないけれど、ここにもまた違う形の衝動がある。
全6曲、さらっとできたようにも聞こえるけど、じつはとんでもなく貪欲。
サラバーズという青春は活動休止という形でひとつの区切りを迎えたけれど、古舘自身の青春はまだ続いている。
ヒリヒリした辛さや強烈な甘さだけではない、複雑な旨味や苦味をもった、新しい青春のロックアルバムだ。

そして、この『CHICK HACK』を聴きながら僕は、古舘の歌はこんなにもポップな優しさを持っていたのだと気付かされている。
”Darkness Before Sunset”とか、軽やかなロックンロールだけど、歌が全然違う。大きな歌だ。