禁断の多数決国内初ライヴ、にご出演のゾンビのみなさん(と着ぐるみ)。
ようやく観られた禁断の多数決、おもしろかった!
オープニングアクトにビートボクサーのサイボーグかおり、そしてサポートメンバーとしてNabowaの堀川達(B)、川上優(Dr)が登場。アンコールではさらにMC.
shirafu(トランペット)、大久保真奈(フィドル)も加わって、その全員がゾンビメイクしていて、さらにときどき着ぐるみも登場して、ただでさえ謎の多いこのバンドをさらに謎だらけにしていきながら、音楽はどこまでも肉体的でありつづけるという、不思議な感覚を覚えるライヴだった。リーダーのほうのきかずなり、ライヴで何やるのかなと思ったらほとんどずっとパーカッション叩いていたし。
初ライヴということで、パフォーマンスとしては音源の完成度には及ばないところもあったし、MCも逆に笑えるくらい地味だったけど、そんなことはまずどうでもよくて、ある意味究極の妄想音楽である禁断の多数決が、ちゃんと実体を持って鳴ったということ自体が収穫。会場のデコレーションもすごくて、メイクからSEまできっちり世界観を作りこんでいたけど、そこからはみ出す瞬間がいくつかあって、そこがよかった。次のライヴではもっとガンガンやってほしいなあ。
ちなみに、↓このビデオで“トゥナイト、トゥナイト“をセッションしているのがサイボーグかおり。
そしてアルバム『アラビアの禁断の多数決』収録の“リング・ア・ベル”のMVはこちら↓。