デフヘヴン@eggman
デフヘヴン、2回目の来日。
傑作『サンベイザー』を経て、その独特な叙情感がよりはっきりと形になっているのがズカズカ伝わってきて、それが恐ろしく気持ち良かった。
とはいえ、その基本にあるのはブラストビートにトレモロ・リフにハイトーンなダミ声という、ブラックメタル特有のサウンド。
なのに、なぜか泣かせられてしまう。
激情エキストリーム・ミュージックは定着しつつあるけど、やはりデフヘヴンの洗練された感性は突出している。
あと、前回の来日より、ヴォーカルのジョージのナルシストぶりが増してたのも微笑ましい。
それもまた、彼らの大きな魅力というか、武器に思えた。(内田亮)