『TIME-David Bowie by Masayoshi Sukita』に行ってきました

『TIME-David Bowie by Masayoshi Sukita』に行ってきました
昨日、表参道で開催されている鋤田正義によるデヴィッド・ボウイの写真展に行ったのだが、これがまた素晴らしかった。
なにが素晴らしいかというと、ここ最近のデヴィッド・ボウイの表紙巻頭特集(12年6月号&13年4月号)でも使わせてもらった有名な写真や、レアな写真を含めて、40年以上にわたるデヴィッド・ボウイのポートレイト&ライヴ写真が、ランダムに展示されていること。
もはや50年以上の歴史を誇るロックにとって時代の重みというのは欠かせない要素であり、40年以上もデヴィッド・ボウイを撮り続けている鋤田正義の作品にももちろん「時代の重さ」があるのだが、それらがランダムに並べられていることにより、「時代の重さ」という外的なファクターが解消され、その時、その時、鋤田氏が切り取ったデヴィッド・ボウイの表現がストレートに伝わってくるのだ。
恐らく、ロック専門家がこの展示会を設計したとしたら、”グラム時代のボウイ”、”ベルリン時代のボウイ”とかに分類された、すごく学術的な展示会になっていただろうが、そうじゃなく、あくまでボウイの総体的な表現がズバリ伝わってくるところがホントに感動的である。
そんな会場を構成しているのがCUTのアートディレクターの中島英樹。
12月9日まで開催しているので、無料だし観に行くことを強くおすすめします。
詳しくは→ http://www.spiral.co.jp/e_schedule/detail_1300.html(内田亮)
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