２０１５年、２つ目の取材はなんとモトリー・クルーのニッキー・シックス。
今朝、電話でみっちり話させていただきました。
会話の内容はもちろん、今年いっぱいで幕を閉じるモトリー・クルーの蛮行まみれヒストリーとレガシー(解散については→http://ro69.jp/news/detail/96295→http://www.youtube.com/watch?v=P1abuux_mtA)。
「今の若いバンドたちはみんなインスタグラムとか使えるんだから、ばんばん女の子のケツからコカインを吸い上げている写真をアップしたらいいのに」とか、さすがヘロインの過剰摂取で死にかけた男ならではの、身も蓋もない言葉をたまに発しながらも、インテリでワーカホリックな彼の側面がよく伝わってくる、非常に興味深い対話だった。
実はモトリー・クルー、小学生の自分がロックに目覚めるキッカケを与えてくれたアーティストのひとつ。
それだけにめちゃくちゃ緊張したが、ウィットに富んだニッキーの真摯な口調にはだいぶ癒されました。

で、こちらのインタヴューは現在制作中のロッキング・オン３月号（１月３１日発売）に掲載するのだが、まさにそれはモトリー・クルー最後となる来日ツアーを祭り上げたいから。
なによりもエンタメ性を重視したモトリーのライヴは絶対に外すことないんだが(初めて観たのは87年、11歳のとき……ぶっ飛びました）、今回のツアーはとにかく最後ということで仕掛けが半端ないことになっている。
とにかく、トミー・リーのドラムセットを観てください。
これ日本にも持ってくるらしいんで、観ないわけにはいかないでしょう？
ここまでバカ騒ぎができるバンドは、あとにも先にもモトリー・クルーぐらいしかないだろう。
楽しみ。（内田亮）