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    PiL、秋の大収穫祭! 「ライドン先生のすべらない話」もrockin'on掲載中

    PiL、秋の大収穫祭! 「ライドン先生のすべらない話」もrockin'on掲載中
    PiL、秋の大収穫祭! 「ライドン先生のすべらない話」もrockin'on掲載中
    新作『ホワット・ザ・ワールド・ニーズ・ナウ…』ともにPiLの紙ジャケ(日本盤帯も復刻)シリーズがどどーんとリリースされた!
    音質を重視するため12インチ×3枚(日本では33回転LP×2枚)収録されたしたピル缶(『メタル・ボックス』)を見た時の衝撃や、
    『フラワーズ・オブ・ロマンス』のベースなしのドンドコ・リズムと呪術的なヴォーカルの衝撃が蘇ってくる……。

    オルタナティヴ、なんて言葉は当時まだなかったし、
    メジャーからこのようなアンチ商業主義的作品を出すこと自体が事件だったわけで。

    「ロックは死んだ!」と叫び、音楽の既成概念を打ち壊し、道なき道を歩いてきたジョン・ライドン。
    「とにかく長いものには巻かれるな!ってことだよ」と今月号ロッキング・オンのインタヴュー「ジョン・ライドン先生のすべらない話」でも語ってます。

    ピストルズ解散直後、ジョン・ライドンはインタヴューで
    街中に自分と同じようなカッコの奴が歩いてるのを見るとヘドを吐きたくなる、
    と、「自分の道を歩けない人たち」に嫌悪感を示していたが、
    ロッキング・オンの最新号でも、
    「ラップ軍団に入るなんて馬鹿げたことだよ。かつてのパンク軍団が本当にくだらなかったのとまったく同じ理由でね」と
    ラップ業界の統一化されたファッションについての違和感を語っている。

    「俺は服で人を判断したりしないけど、
    ただ、その服をどのように着ているかということでは判断するよ」

    今回も胸に響く言葉がいっぱいすぎて、日めくりカレンダーを作りたくなる…。
    (井上貴子)
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