先週公開となった映画『ザ・ビートルズ〜EIGHT DAYS A WEEK』もう観ましたか？

コア・ファンにとっては観たことのある映像も多いそうですが、こんなに鮮やかで美しい映像で観れるのがとにかくすごい！
アメリカ初上陸の新人バンドが、ロックとして初めてのスタジアムへと駆け上がっていく様子が、映像や関係者やメンバー自身の言葉からひもとかれていくわけだが、
それはもちろんロックの歴史そのものでもある。

公民権運動など時代背景との関わりも、わかりやすく描かれていてよくわかる。

そして、やっぱりこれが一番の魅力だが、
メンバーがとにかくチャーミングで、ユーモアたっぷりで、演奏がうまくて、全員とにかく前しか向いてなくて、それがむちゃくちゃアグレッシヴでかっこよくて、きらっきらしていて、ビートルズのことがどんどん好きになる。

間に合わなかった世代にとっては、何とも嬉しい作品なのだ。


もう一度観たい……。
と思っている人はやっぱり多いようで、リピート率も高いそうだ。

そんな映画の制作の秘密を、ロン・ハワード監督が語ったインタヴューを、現在発売のロッキング・オンに掲載中。
書店に並ぶのは明日までなので、お早めに！

次号11月号では、松村雄策さんによるレヴューを掲載します。（井上貴子）