今年のコーチェラでもそのヒリヒリするようなパフォーマンスで話題をさらっていたロンドンの新鋭バンド：バー・イタリア。

２月号の弊誌新人紹介コーナー「気になるあいつ」でも取り上げ非常に注目していた彼らをついに日本の地で目撃してきた！

メインシンガーのニーナとともに両サイドのギター2人も歌う男女混成ボーカルスタイルで、新人バンドながら5人のステージ上の佇まいは熟成されたダークな色気に満ちていて、ときにフリーキーに弾けるバンドサウンドも要所で光るキャッチ―なメロディも、平日ながら会場に押しかけた超満員のオーディエンスの心を最後まで掴み離さなかった。

個人的にフェイバリットはシングル曲”Polly Armour”が後半で聴けたのもうれしく、彼らの今後の動向にますます目が離せなくなる興奮の一夜だった。（鴨志田翔）