現在発売中のロッキング・オン11月号では、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのキャリアを振り返る特別論考を掲載しています。
以下、本記事の冒頭部分より。
文=坂本麻里子始動から30年、新作『パーフェクス』投下を間近に控えるロックのアサシン集団QOTSA(以下クイーンズ)。節目の年を祝して、その波瀾万丈な道のりを振り返ってみよう。一貫してクイーンズのクリエイティブなリーダーを務めてきたジョシュ・ホーミは、LA郊外に広がる砂漠地帯:パーム・スプリングスで生まれた。人口密度が低く、主流トレンドから隔てられたこうした「飛び地」は、だからこそ独自の感性と自力本願主義を鍛えてくれる。米ハードコアパンクに触発された彼は中学時代の友人とカイアスを結成し、「ジェネレーターパーティ」=発電機を持ち込んでの野外非合法ライブで名を馳せていく。退屈しのぎに酒やドラッグをかっ食らうワイルドな客に、バンドはキンキンのシャウトと銃撃リズムでアクセントを付けつつ、重低音ギターが軸のスラッジ(ぬかるみ)なジャムで応じた。スラッシュメタルの衝動×初期グランジの重さという同時代性にサイケロックのトランス感を融合させたサウンドは、「ストーナーロック」の異名を取る。90Sオルタナブームの追い風でメジャーと契約したものの、カイアスはアルバム4枚を残し95年に解散。カルトなギターヒーローになっていたジョシュは、シアトル一時移住を契機にスクリーミング・トゥリーズのツアーに帯同し、人脈を広げつつ新たな音楽コンセプトを模索していく(マーク・ラネガンら、のちにクイーンズに貢献する面々との交友も深まった)。(以下、本誌記事へ続く)
クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジの記事は、現在発売中の『ロッキング・オン』11月号に掲載中です。
公式Instagramのフォロー&いいね、お待ちしております。





