アス単独来日公演@WWWXを目撃!


フィンランドの新世代ガレージロック・バンド:アスの単独来日公演に行ってきました!

初の来日公演にも関わらず、会場であるWWWXのフロアは満員。スピーカーからは彼らも聴いている日本が誇るミッシェル・ガン・エレファントの"スモーキン・ビリー"が流れ、会場に集まったファンたちは合唱をしながら今か今かと5人の登場を待ち焦がれていた。

そして、満を辞して始まった今夜のパフォーマンス。一曲目は彼らのデビューアルバムの日本盤ボーナス・トラックである、"ブラック・シープ"。

オープニングに相応しいアグレッシブなナンバーが流れ、早くも会場は熱気に包まれ、完全に日本のオーディエンスの心を掴んだ。

また、4曲目にはパンのハーモニカの映える、メロウでカントリーの影響を感じる"ジャスト・マイ・ステーション"が演奏され、ガレージロックやブルースに留まらない彼らの音楽的好奇心を感じられた。

中盤では、彼らのテーマナンバーとも言える"ナイト・タイム"で会場は本日の最高潮に!日本デビューから日が浅いのにも関わらず観客の合唱する声も聞こえ、アスの魅力が言語の壁を越えて日本とファンに伝わっている事を痛感した。

そして最後は日本未発表楽曲"Say Mama"でフィナーレを飾り、それだけでは終わらず2曲のアンコールを演奏し、今夜のパフォーマンスを終えた。

フジロックで脅威の6ステージに登場した記憶も新しいが、全く疲れを感じないエネルギーに満ちた圧巻のパフォーマンスであった。

次の来日がいつになるのかは未だ分かりませんが、早くも次にアスが日本のステージに立つのを見るのが楽しみになっております!  (北川裕也)